カサブランカとユリの違いとは

カサブランカとユリの違いとは
贈り物やプレゼントの花束にももちいられることの多いユリですが、パッと見た感じではカサブランカなのかわからないという人も多いものです。どちらも同じものではないのかと思う人もいるはずです。そもそもカサブランカはオリエンタルと呼ばれるユリの種類に属し、品種名のひとつだということです。さまざまな種類があり、その中でもオリエンタルと呼ばれる種類に属しています。強い香りがあり、比較的大輪の花を咲かせる特徴があります。純白で大輪、そして香りが強いのが基本だということです。

二つの違いとしてまず第一に挙げられることは、白い花色が最大の特徴であるということです。スペインでは白い家という意味がつくほどで、白色が特徴の花です。またほかの品種にある花びらの内側の斑点がほぼ見られません。この斑点がないことから、さらに花びらの白さが際立っているといえるでしょう。また花の大きさが非常に大きく、豪華でありながらも気品のある雰囲気をはなっています。また蕾は茎に対して垂直よりやや下向きにつくことも違いと言えます。一般的なユリの花の場合には、茎に対し垂直からやや上向きに花がつくことが多いですが、やや下向きにつくのが特徴です。つぼみの時には内側の花の色は見えないので、なかなか区別がつきにくいですが、つぼみのつき方である程度は見わけることが可能です。花びらが開いた時にほかの種類には内側に斑点がありますが、その代わりに突起が付いているので見分けることができるでしょう。

そして花が咲き進むと花びらがそりかえる特徴があります。つぼみが開きはじめると、最初は反り返ることなく咲いていますが、その花びらはは少しずつ反りかえるようになります。花がすべて咲ききったときには、花びらの先端はくるりと外側に反りかえった状態です。

花の豪華さとともに甘くかぐわしい香りがあるのが特徴です。庭に1株あるだけでも、花が咲いている時には甘い香りが漂うほどです。この特徴的な香りは人気の理由といえるでしょう。カサブランカの場合は、価格は一本300円ほどから3000円近いものまで様々です。近年では色つきのものも出回っていますが、色つきのものの場合には、本来では別の名前が付いているので別の品種と言えるでしょう。また花言葉にもやや違いがあり、カサブランカの場合には威厳や純潔、高貴などの花言葉があります。一方のユリの場合には純粋や無垢、威厳という言葉を持っています。どちらもよく似た花言葉と言えるでしょう。



同じカテゴリー(カサブランカ)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。