カサブランカの育て方!球根や地植えなどなど

カサブランカの育て方!球根や地植えなどなど


オランダ原産のカサブランカは、ユリ科ユリ属に分類される白い花です。一般的に、植え付けは10月から1月の間で、植え替えは9月から11月の間に行います。

最適な栽培環境としては、直射日光や西日が長時間当たる場所よりも、明るさを保った半日陰が挙げられます。
午前中に陽の光が当たり、午後には日陰になるような環境が最適とされます。

15℃以上の気温を必要とするので、暖かくなってから育て始めることが大事です。
カサブランカは球根で育ちますから、球根を購入するなどして植えるのがポイントとなります。

植え付けは10月から11月頃が狙い目で、8号前後から10号程度の鉢を用意しましょう。長鉢、深鉢が適しているので、この大きさの通気性が良い素焼きかプラスチック性の鉢を選びます。

鉢植えなら園芸用土を使った育て方が簡単ですが、土までこだわる場合には赤玉土6に腐葉土3、バーミキュライト1を加えて作るのもありです。

自分で用土を用意する場合は、元肥に化成肥料を選び少し混ぜるのがおすすめとなります。
一方、地植えであれば腐葉土に苦土石灰を加え、弱アルカリ性に仕上げるとカサブランカが喜びます。

鉢には底に軽石などを敷き、3分の1ほどの深さまで用土を加えて球根を置きます。
鉢植えだと球根の深さは1、2個分で、地植えなら3個から4個分の深いところに植えます。
球根は10cm程度の間隔を開けることで、複数個のカサブランカが植えられます。
球根には土を被せ、鉢底から水が流れ出るくらいに水やりをします。

春になったら支柱を1本立てて、麻紐などで固定できるように準備しましょう。ただし、球根を傷つけると病気になりやすいので、支柱を立てる際に要注意です。種から育てる場合も、カサブランカは10月から11月頃がベストとなります。
芽が出てからは植え替えるので、最初は小さめの鉢や箱で育てることができます。

球根から育てる時と同じく、6対3対1の割合で用土を作ります。土は種まき前に湿らせておき、間隔を開けるようにしてまきましょう。まいた種には5mmほど土を掛け、水分を切らし乾燥させないようにビニールなどで包みます。
半日陰の最適な環境に置いておけば、3週間ほどで芽を出すはずです。

春を迎え暖かくなったら、大きめの鉢か庭に植え替えます。水をやるタイミングは土表面の乾燥で、涼しい時間にタップリと与えるのがコツです。日中の水やりは球根に負担を掛けてしまいますから、午前と夕方の時間帯が賢明です。

剪定は不要であまり手間が掛からないので、良い環境で正しい育て方を行えば、誰でも綺麗な花を楽しむことができます。



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